大相撲の中継などを見ると、天井が吊り屋根になっていることがわかります。これは以前までは土俵の四隅に4本の柱を立てて屋根をささえるようにされていました。
しかし、柱があると観戦の邪魔になることから取り除かれ、昭和27年の9月場所より現在のような吊り天井型に変更されました。
吊り屋根には紫色の幕(水引幕)が張り巡らされていて、四方には桜の紋章が描かれています。そして屋根の四隅には4色の房が下げられています。
昔のように4本の柱があったときには柱に4本の布が巻かれていましたが、吊り屋根式になるのにあわせてこれは房に変わりました。4本の房は四季と神を表しています。北には玄武、東には青竜、南には朱雀、西には白虎が、それぞれ冬、春、夏、秋を象徴しているのです。
